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女性達の待機所であるアパートの一室で男の子と一緒に遊んでいる。
仕事で女性の写真を撮るために訪れたのだが、撮影中に急な‘接客’が入り、スタッフ兼ドライバーの男性と一緒に出ないといけないため、私が一緒にいた彼女の息子の世話と留守番を頼まれたからだ。
初めはペットボトルや雑誌をおもちゃに見立ててごまかしていたが、1時間もすぎれば少しずつぐずり始めて来た。
女性に記入してもらったプロフィールを眺める。撮影前にタトゥーや妊娠線、アザなどの修正箇所を聞いている。そこには背中のタトゥー、アザと書いてあった。下着の撮影途中で‘接客’に出たので、背中のタトゥーは確認しているが、それよりも肩から背中にかけてある明らかに他人からの暴力によってつけられたアザの方が気になった。
ドアノブがガチャガチャと音をたて、扉が開く。
男の子は「ママ〜」といって、飛びつきに行った。